【中学講座 中2理科】 5.単体と化合物

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単体と化合物

前回の第4回は、「原子・分子」のお話でしたが、今日学習する第5回は「単体と化合物」について学習していきます。
単体とか化合物は、原子がいくつか集まってできる実際の物質の話になります。分子をつくる物質や分子をつくらない物質もありますので、しっかり学習していきましょう。

単体(たんたい)

「単体」とは、1種類の原子からできている物質のことです。例えば、空気中の約21%を占める気体である「酸素」は単体になります。「酸素」は酸素原子が2つくっついて分子を作ってできている気体です。酸素原子1種類のみでできているから「単体」になるのです。

他にも、「水素」「窒素」「塩素」「銅」「鉄」「マグネシウム」など沢山あります。ではどのようにして「単体」かどうか判断していけばよいのでしょうか?

答えは、物質を「化学式」に直すことです。

「酸素」 O2 「水素」H2 「窒素」N2 「塩素」Cl2 「銅」Cu 「鉄」Fe 「マグネシウム」Mg

このように物質を化学式に直すと、「単体」かどうかがはっきりします。化学式から1種類の原子でできていることがはっきりしますよね。

 

化合物(かごうぶつ)

「化合物」とは、2種類以上の原子からできている物質のことです。例えば、「水」は「化合物」になります。「水」は水素原子が2つ、酸素原子が1つくっついて分子を作ってできている気体です。水素原子と酸素原子の2種類からできている気体なので「化合物」になります。

ここでも物質を「化学式」に直せば、「単体」か「化合物」なのかがはっきりします。

「水」H2O 「二酸化炭素」CO2 「アンモニア」NH3 「酸化銅」CuO 「塩化ナトリウム(食塩)」NaCl 「炭酸水素ナトリウム」NaHCO3

どうでしょう?理解できましたか?ということは「化学式」をしっかり覚えていく必要がありますね!逃げずに出てくるたびにしっかり覚えていきましょう。あとからまとめて覚えようとしてもなかなか覚えることは難しいですね。「いつ覚えるの?今でしょ!」

 

分子をつくる物質・分子をつくらない物質

「原子」がいくつかくっついて「分子」という粒ができるという話をしましたが、実は「分子をつくる物質」と「分子をつくらない物質」といものがあります。
下の図を見てください。

原子・分子③

「分子をつくる物質」は原子がいくつか結びついて粒になっていますよね。それに対して「分子をつくらない物質」は原子がいくつか結びついていることに変わりはないのですが、ず~っとくっついています。際限なくくっついているので、粒と考えることはできません。このような物質は「分子をつくらない物質」だと言われます。

ではどのように判断すればいいかというと、必ずしもすべての物質に当てはまるわけではありませんが、「気体・液体」か「固体」で判断すれば大丈夫でしょう。「分子をつくる物質」の方を見てください。「水素」「酸素」「二酸化炭素」は気体です。「水」は液体です。一方「分子をつくらない物質」は「銅」「炭素」「酸化銅」「硫化鉄」すべて固体です。

まとめると、「気体や液体」の物質は「分子をつくる物質」、「固体」の物質は「分子をつくらない物質」ということになります。

【単体・化合物】ポイントのまとめ

  • 単体とは、1種類の原子からできている物質である。化学式に直すとわかる。
  • 化合物は、2種類以上の原子からできている物質である。これも化学式に直すとわかる。
  • 気体や液体は、分子をつくる物質。
  • 固体は、分子をつくらない物質。

説明動画を見よう!

問題をダウンロードしてください。

【問題】原子・分子

5.単体と化合物

 

【解答】原子・分子

(1) 単体

(2) 化合物

(3) ①A ②C ③D ④C ⑤B

(4) ①ア、イ ②ウ、エ ③カ ④オ

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