中1理科 花のつくり

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中学1年の生物分野は植物を、中学2年では動物を、中学3年では植物・動物がどうやって成長し、なかまをふやしていくのかを学習します。覚えることが多い単元ですが、しっかりと暗記してください。

種子植物(しゅししょくぶつ)

種子(しゅし)とは種のことで、種子をつくってなかまをふやす植物を種子植物といいます。種子をつくる器官(きかん)として花があります。種子ができる前には必ず花が咲きます。
種子植物は、種子のでき方によって被子植物(ひししょくぶつ)裸子植物(らししょくぶつ)に分類できます。

Q:種子植物とはどんな植物ですか?
A:花が咲き趣旨で増える植物。

 

 

被子植物(ひししょくぶつ)

被子(ひし)植物とは、種子植物の中でも、胚珠(はいしゅ)が子房(しぼう)に包まれている植物です。この胚珠が受粉(じゅふん)後種子になり、次の世代を形成します。
胚珠が子房に包まれていることによって、乾燥から種子を守ることができるので、比較的乾燥した場所でも生育できるように進化(しんか)した植物です。
被子植物の花のつくりは、内側から「めしべ」→「おしべ」→「花弁(かべん)」→「がく」になります。

めしべ

めしべは花の中心にあり、普通、1つの花に1本しかありません。めしべの先端を「柱頭(ちゅうとう)」といい、花粉がくっつきやすいようにねばねばしています。めしべの根元のほうは膨らんでおり、この部分を「子房(しぼう)」といいます。この中に将来種子になる「胚珠(はいしゅ)」が入っています。
花粉が柱頭に付くことを「受粉(じゅふん)」といい受粉が行われると、子房が大きく膨らみ「果実(かじつ)」に成長し、子房の中にあった胚珠は種子に成長します。

おしべ

おしべは、普通5本~10本ある植物が多いです。おしべの先端を「やく」といい、ここで花粉がつくられています。つくられた花粉は虫や鳥、または風などによってめしべの柱頭に付けられます。虫によって受粉する花を「虫媒花(ちゅうばいか)」、風によって受粉する花を「風媒花(ふうばいか)」といいます。

かべん

花の中で一番あざやかな部分で、虫や動物を引き寄せるために色鮮やかになっています。ということは、きれいな花を咲かせる植物は虫媒花であるといえます。
花弁の枚数は種類によって決まっていて、花弁が1枚1枚離れている「離弁花(りべんか)」と、花弁が1つにくっついている「合弁花(ごうべんか)」があります。
離弁花と合弁花の分類は詳しくは『植物の分類』で詳述します。

がく

花のつくりのいちばん外側にあるつくりで、花を保護するはたらきがあります。

Q:被子植物の特徴を答えなさい。
A:胚珠が子房に包まれている植物。

Q:受粉後、子房と胚珠はそれぞれ何になりますか?
A:子房が果実になり、胚珠が種子になる。

 

 

裸子植物(らししょくぶつ)

裸子(らし)植物とは、種子植物の中でも、子房がなく胚珠がむき出しになっている植物をいいます。子房がないので、もちろん果実もできません。
入試に出てくる裸子植物は5つしかなく、「ヒノキ」「イチョウ」「ソテツ」「スギ」「マツ」を覚えておけば大丈夫でしょう。覚え方は、『裸になってヒノキ風呂にいそぎます!』
その中でもよく出題されるマツの花のつくりを説明します。マツの花には「雌花(めばな)」「雄花(おばな)」があります。

雌花(めばな)

新芽の先のほうに集まってついています。うろこのように見える1枚1枚を「りん片(りんぺん)」といい、その付け根に胚珠が2つ付いています。子房がなく胚珠はむき出しになっています。
雌花に雄花の花粉が風で運ばれ、受粉が行われると、1年後雌花は「まつかさ」となり、羽がついた種子をヒラヒラと落とします。まつかさとは、地方では「まつぼっくり」や「まつぼっくい」と呼ばれています。

雄花(おばな)

新芽の付け根のほうに密集しています。りん片には花粉が詰まった袋である「花粉のう」が2つあります。花粉のうは被子植物の「やく」と同じはたらきを持つといえます。

Q:裸子植物とはどんな植物ですか?
A:子房がなく胚珠がむき出しになっている植物。

Q:雌花のりん片には何が付いていますか?
A:胚珠。

 

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